TOWER OF POWER LIVE
2008年5月23日金曜日(2nd) @Bluenote Tokyo ほとばしる汗と唾。最前列でその熱気を心行くまで浴び続けた70分は、何事にも変えがたい幸せだった。 毎年、タワー来日時は全てを投げやり、全公演を制覇される恐るべし知人(笑)の甲斐あって、週末のセカンドを最前列で鑑賞した。 これぞLIVEだ!っといったその躍動感に驚かされ、感動すら覚えた。切れ味鋭いソリッドなリズム隊と、揃っての振り付けまでもがファンキーで最強のホーン隊、そして正に熱唱!のあつーいヴォーカルは、アーシーで素朴な楽曲を余すところなく肉付けし、どこまでも黒く、そしてソウルフルなファンクを奏でる。それをライブで体感する、こんな贅沢はない。 それと特筆すべきは、客との一体感。みんなタワーが好きなんだな~。1曲目、いやメンバーが会場奥から入場するや否や、もう総立ち。スタートから熱気は最高潮。でもどんなに熱くなっても途中ホーン隊のソロが入るとスッと最前列の客達は揃って腰を下す。後方客へのエチケットと共に、タワーメンバーと一体となりソロパートを際立たせる。そう老若男女問わず、みんなタワーが好きなんです。病みつきなんでしょう(笑)。ノンストップで全力で駆け抜けるタワーに、客も全身全霊で応える。音楽って良いなって素直に思える瞬間だ。 最高にかっこイイファンク、最高に気持ちイイグルーブ。 ファンキー・ドクターのバリトンサックスから吹き出るSPITは彼のSPIRIT。思う存分浴びておこう(笑)。 最高にご機嫌でソウルフルな時間だった。 セットリスト ステージ床に張ってあった紙。 なんでも毎回ステージ毎にセットは変えているらしい。当然ファーストも見ている知人の話では、この日のファーストは玄人好みの選曲だったとのこと。 ちなみに25日の東京最終日、特別追加公演(日本最終は27日の名古屋公演)では2時間半越えのスーパーライブを披露したらしい。そこにはTOPの歴史が全てあったとか… しかしこれだけの長期間、これだけの密度の濃いライブを披露するエンターテイナー達、彼らも日本が好きなのね。 ライブ後はメンバー全員横並びでのサイン会。壮観だったな~。 最後の最後まで喜ばせてもらいました。 (そこでロッコが、視力が弱くなって文字が見えないと言っていたのが、タワーの40年の分厚い歴史を物語っているようでもあった。)
by l-jones
| 2008-05-24 19:26
| live report
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