ジャケ買い

f0173964_2340970.jpgONE WAY
「Who's Foolin' Who」('82/LP)


アル・ハドソン&ザ・ソウル・パートナーズという、いかしたグループが前身のヴォーカル・インストメンタル・グループ。といっても、このグループの魅力は、リードのアル・ハドソンのサム・クックをベースにしたディープなヴォーカルに負うところが大きい。また他にも実力のある女性ヴォーカルも在籍し、本作のB(4)”Runnin' Away”で素晴らしい掛け合いを披露したりと、コーラス・グループ的側面も濃い。
兎にも角にも本作ではアルバムタイトル曲でもあるB(1)のミディアムが最高!ヒットしたA(1)”Cutie Pie”もザップの影響を感じる重厚なリズムに、ねっとりと絡み付くようなファルセットが印象的な秀逸ファンクだし、ディスコのA(2)”Sweet Lady”も軽く水準超え。リトル・ミルトンも歌っていたスローのB(2)”Age Ain't But A Nunber”も大味ながらしみじみとしたムードが良い。
が、やはり本作のBEST TRACKはB(1)だろう。軽やかなビートに分厚いコーラス、そして伸びやかに縦横無尽に走るアルの甘めのテナーが抜群にはまっている。このグループの魅力が全てこの1曲に詰まっていると言っても過言ではない。これはもう80年代屈指の名曲と言ってしまおう。
またこのアルバムは、スローナンバーがどれもこれも上質。前述のB(2)、B(4)やA(4)”You're So Very Special”はどれも曲良し歌良しのコーラス・グループ顔負けの完成度。
ジャケ買いしてこの内容だったら大満足の逸品。そういえば昔部屋に飾ってたな、このジャケ(笑)
しかしファンク・グループであっても、どーしてもヴォーカルに惹かれちゃうんだよな~…もっとファンクの真髄を勉強したいんだけどな~…

f0173964_032422.jpgAL HUDSON & THE SOUL PARTNERS
Especially For You('77/LP)

ワン・ウェイの前身バンドのデビュー・アルバム。コーラス・グループとしての彼らの原点だろう。南部サザン・ソウル的な味を随所に塗したディープな仕上がり。アルの素晴らしい歌声にも舌を巻く。でもこれはジャケ買いはしないかな。
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by l-jones | 2008-10-15 23:38 | soul review
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