エヴァーグリーン

CURTIS MAYFIELD 3連発
(祝! ++ 「3/25発売 カーティス・メイフィールド SHM-CD 紙ジャケット・コレクション 全9タイトル」++)

f0173964_055597.jpgSUPER FLY(1972)
A1.LITTLE CHILD RUNNIN WILD 2.PUSHERMAN 3.FREDDIE'S DEAD 4.JUNKIE CHASE
B1.GIVE ME YOUR LOVE 2.EDDIE YOU SHOULD KNOW BETTER 3.NO THING ON ME 4.THINK 5.SUPERFLY

A3、B5の大ヒットを生んだ、カーティス最大のヒット作。サントラ盤であるため、インストもあるがその全てひっくるめ、カッコイイの一言。誰だか知らないけどフレディが死んだことを教えてくれたA3をはじめ、A2、B1そしてラストのB5と、今聴いても頭の先から指先まで痺れる。また、B2、B3といったミディアム~スローにおいても、脂の乗りきった紛れもない絶頂期のカーティスに会うことが出来る。
ソウル・ミュージック界に燦燦と輝く名盤。

f0173964_0562040.jpgTHERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY(1975)
A1.BILLY JACK 2.WHEN SEASONS CHANGE 3.SO IN LOVE
B1.JESUS 2.BLUE MONDAY PEOPLE 3.HARD TIMES 4.LOVE TO PEOPLE

カーティスのアルバムの中で一番聴いたのがこれ。一人の黒人として社会的なメッセージを歌い上げた、より内省的で暗く重い内容だが、その奥行きの深さと、神秘的で円熟味を帯びるメロディーは何度聴いても心奪われる(ほんと大袈裟じゃないんだなこれが)。珠玉のスローバラードA3、どこまでも暖かく優しく包み込むゴスペルB1、天才ファルセット・シンガー面目躍如のミディアムB2と、どこをとってもそこには唯一無二のカーティスがいる。
現代のアメリカが存在する一つの理由がここにはある。

f0173964_0573050.jpgNEVER SAY YOU CAN'T SURVIVE(1977)
A1.SHOW ME LOVE 2.JUST WANT TO BE WITH YOU 3.WHEN WE'RE ALONE 4.NEVER SAY YOU CAN'T SURVIVE
B1.I'M GONNA WIN YOUR LOVE 2.ALL NIGHT LONG 3.WHEN YOU USED TO BE MINE 4.SPARKLE

あまり話題に上ることもないが、大好きなアルバム。70年のソロ第一弾『CURTIS』から75年の『THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY』までの9枚のアルバムに人気が集中しているが、ディスコの波に逆らうことなしにカーティス流のポップ・ミュージックの消化を図った70年代後半から80年代の作品も僕は素直に感動できる。このアルバムでは以前に見せたカーティスの緊迫した雰囲気や、切迫感漂うファルセットは味わうことは出来ないが、逆にカーティスの暖かさ、温もり、愛くるしさを前面に押し出すことで、それまでのカーティスを一過性のものにしなかったように感じる。
このポップ作品集にも間違いなく、カーティスのどす黒きダンディズムは宿っている。
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by l-jones | 2009-02-24 01:24 | soul review
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